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7・12 安保法制違憲訴訟第3回口頭弁論

7月12日(水)、安保法制違憲訴訟第3回口頭弁論が行われました。法廷は傍聴者で満員となりました。

 

今回の裁判から裁判長が横溝邦彦氏に交代となりました。そのため、これまでの経緯を今一度確認するため、弁護団が陳述を行い、「安保法制は与党側の強引な国会運営において成立した。憲法の確立した従来の解釈を変更して国の方向を大きく転換させる重大問題であったにも関わらず、立憲主義の国での出来事なのかと疑わざるを得ない強硬な議事運営の連続だった。これで民主主義の国といえるのか。安保法制法は明確に憲法に違反している。これを正すことができるのは司法しかない。憲法に真正面から向き合った勇気ある審理と判決を期待する」と述べました。
その後、原告4人が意見陳述を行いました。市場恵子さんは、「戦時中、日本軍がつくった慰安所によって多数の女性が性被害にあった。中国、朝鮮、東南アジア、オランダなどから女性が拉致され、騙されて連れてこられ、従軍慰安婦として日本兵の性のはけ口にされた。今でも被害にあった女性たちは苦しみ続けている。戦争によって被害を受けるのは女性や子どもたちだ。絶対に戦争はいけない」と力説しました。傍聴席からは本来は禁止されているのですが、拍手が沸き起こりました。


裁判終了後の報告集会では、弁護士の河田共同代表が、「この裁判は集団的自衛権行使容認を問題にしている。そのことによって私たちの生活の安心・安全、平和が脅かされたという訴えを起こしている。今後はその証拠として原告のみなさんに陳述書を作成してほしい」と話しました。

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